ウグイス2016年03月04日 11時51分41秒

我が家の梅が満開に近い。
白梅なので、青空でないと栄えない。

そんな梅の木に、春を告げる鳥が連日のごとくやってくる。
メジロとウグイスだ。
最初はメジロだけかと思っていたが、目の周りが白くなく、メジロのごとく集団でくるわけでもない。
女房が、本当にメジロかなあ?と疑問を呈したので、よくよく見ると、確かに目の周りは白くなく、よく鳥の目が見えない。
同じ体格で、色が緑色といえば、ウグイスしかいないのではと思い、うん、きっとウグイスだと思い始めた。

さて、ウグイスといえばご存知「ホーホケッキョ、ケキョケキヨ、」の鳴き声である。
だが、我が家に来るウグイスはうんともすんとも泣かない。

一般に鳥のさえずりは、求婚の鳴き声ともいわれる。もっと春暖かくなり、鳥たちも成熟して次の世代に子孫を残せるような時期が来たら、あの名声が聞こえるのかもしれない。
それまで1-2か月かかろうが、じっと待つしかない。

考えてみれば山里深いところでもなく、普通の町でウグイスの姿、鳴き声が楽しめるとは、なんとも優雅ではないか?
もっともっと身近な良いところを探して、日常の楽しみを覚えなければ、と思う。

四季の国、日本。


梅の花2016年03月04日 12時17分49秒