大学ラグビー準決勝2025年01月02日 17時26分15秒

2025年1月2日。
毎年この日(1月2日)に大学ラグビー準決勝が行われる。
昨年は負けて寂しい正月であった。
今年は見事その敵を討ち果たして、決勝へ進出することになった。
スクラム、ラインアウトを支えたフォワード。
攻撃を展開したバックス。
そして何より全員のデイフェンスが素晴らしかった。
後半はちょっとだれたが、見事な戦いプリだった。

この重量級に勝るとも劣らない、決勝戦の相手帝京大学は、対抗戦のリベンジを胸にかなり激しく来ると思う。

そんなことはわかりきっていることだ。
普通に返り討ちにしてくれ。
ただそのためには、後半の修正が必要だ。メンバー交代があるころから少しづつ乱れていったことを、是非修正していってほしい。

そしてつかみ取れ、『荒ぶるを』

期待してるぞ。


12月1日2024年12月03日 11時32分38秒

今年は12月の最初になった、早明戦。
大学卒業してから50年近くなるが、入社後の寮生活時代と海外勤務時代の10数年を除き、テレビで観戦してきたか、現地に行って見たか、どちらかの方法で必ず見てきた、私にとっては命の次に大事な番組というか、イベントである。大げさに言えばだが。

さて今年の百回目の早明戦はどうだったか?
私の予想は、2-30点の差をつけて早稲田の勝利と予想した。
結果は3点差の早稲田の勝利。
予想と違ったのは、早稲田のSOのキックの処理の不出来であったことと、ボールを如何に運ぶかの戦術の違いではなかったかと思う。
今回はハイパント処理を使って前に進める方法をとったのだが、SOのキックの当たりがいつもより悪く、結果ボールを相手方に手放してしまったことと、前半どちらかというと早稲田のボール処理のミスもあってか、反則が多すぎた。そのため自陣にくぎ付けになって反則⇒失点を繰り返したのだろう。
そんな中でもスコア的に前半は12-10と早稲田優位に進めた点は良かった。
後半開始からも明治に責められて点数も逆転されたりしたが、時間をかけずに追いつき再逆転できたのは良かったと思う。
早稲田の機動力(攻撃力)の優位性が発揮された瞬間だ思う。
最後の最後は何とか明治のウイングを外に押し出してタイムオーバーとしたが、僅差のゲームが最後まで続けば、見ているほうはたまらない。ドキドキ、ハラハラの4分間であった。

久しぶりに、早明戦の醍醐味を味わさせてもらった。素晴らしい戦いであった。もう一度、大学選手権での再選を望みたいところだが、帝京も虎視眈々と狙っているし、関西勢も侮れぬ力を有している。ますます楽しみな来年の準決勝、決勝である。
イケイケ、早稲田。荒ぶるをつかみ取れ、早稲田。


超速ラグビー エディジャパン2024年06月22日 17時58分07秒

東京でイングランドを迎えて新生日本が戦った。
結果は60:17位(ショックではっきりと覚えていない)の惨敗といってよかった。
今期第2次エデイが掲げる超速ラグビーとは果たして何だったんだろうか?
少なくとも超速と掲げるような片鱗は見られなかったように思った。
アタックにおけるゲインラインが切れないため、2-3回目くらいのパスで縦を突きクラシュで当たり負けをして効果的な連係プレーができなかったことにある。つまり前進できないのである。これでは超速以前の問題で、何おかいわんやである。
体力面でのマイナスを素早いパスワークで対抗し、最後は足を使って勝つという戦法なのだろうが、残念ながらイングランドには通用しなかった。
もっと攻撃するラグビーを期待していたのだが、本日は不発のようだった。
良い面といえば、スクラムは戦えたかなと、これ以外はノッコン始めのミスは日本のほうが多かったように思えた。

ま、これは初戦で次回以降改善していくことを望む。


昨日の日曜日2024年06月17日 16時00分17秒

関東大学ラグビーの春季リーグ戦は昨日が実質上の最終日となった。
全勝の早稲田と明治に引き分けた帝京が負けなしで戦うため、この試合での勝者が優勝となることになるからだ。
私も気合が入ってみていた。なぜなら今年の早稲田は、今までの(少なくともここ3年)チームとはこの時点で違ったように映っていたからだ。
ダブルタックルを徹底し、デイフェンスの強化を図っていると感じるし、何よりもスクラムでの強化は目を見張るものを感じていたからだ。ここまで無敗で来ていたのも、その期待に拍車がかかっていた。

だが、10分、20分と経過するにつれ、不安が顔をだし増大し拮抗するというその期待はもろくも崩れ去っていった。
帝京が強いのか、早稲田が弱いのか。帝京が強いのは明白だが、早稲田の今までの対明治戦、対東海大戦は何だったのか?

私が感じる敗戦の理由はただ一つ。
ゲームを通してのキャップテンの不在である。佐藤キャップテンが日本代表の強化に出ていて不在であったため、このゲームを預かるゲームキャプテンが帝京戦という大一番を仕切り切れなかったことにある、とみている。
ゲームが勝っていれば、実際キャプテンはいてもいなくてもよいほど存在感が薄れるのだが、負けているときは、その存在がチームの精神的な支えとなり、チームを奮い立たせてくれる(少なくとも大崩壊を招くまでには至らない)ことはよくあることだ。

それが昨日はなかった。ゲームを通して声が聞かれない。確かにテレビだとマイクが拾えてなく声が届かなかったのかもしれないが、観客から「まずはボールを受けてから」という基本的な声は聞こえたので、単にテレビだからということではないと思う。

今言えることは、まだ6月でよかった。これからの道のりは長いけど、今いえることは今年も帝京は強い、ということなので打倒帝京目指して今後の精進をただただ期待するだけだ。

毎回毎回こんな大差で負けることは勘弁してほしい。見るに忍びない。見ていて悲しくなるし、意気消沈してしまう。本来のスポーツの力のマイナス面がクローズアップしてくる。

大田尾監督、佐々木ヘッドコーチ他指導者の皆さんの奮起を強く望む。






大学ラグビー対抗戦2023年11月06日 10時56分45秒

昨日11月5日は対抗戦の重要な一番があった。
早稲田対帝京だ。
早稲田はここ2年負け続けている。今年は何とか雪辱をと願っているが、春の一戦、夏合宿の試合を見る限り勝ち目は薄いかなと。
せめて点差が開かずに、ゲームとして最後の最後まで全力を出して終えてほしいとひそかに願っていた。

結果はどうだ、36:21。点差的にはできすぎの感がある。
前半は、帝京のボール支配が多く、早稲田陣での戦いを強いられた。帝京が攻撃の激しさを増すにつれ、早稲田守備に崩れが見えたと思った瞬間帝京にミスが生じた。
このようなシーンが数多くみられ、早稲田にとっては救われた感がある。これらがなければ、おそらく前半で大差がついていたであろう。裏を返せば、帝京側にもある種のプレッシャーが感じられていた
ということかもしれない。

結果は結果として残念だが、今後に向けての対策は、
①なんといってもスクラムだろう。
シーズン終盤まで来て今更スクラム強化というわけにはいくまい。したがって、別の対策を立ててスクラム周りでのペナルテイーを減らさねばならない。
②次に、攻撃面で、テンポよく攻めている最後にミスが起き得点につながらないケースが見られた。これはトライがあと少しという、気持ちの焦りがそうさせると思う。タックルされたら、まずボールを確実に押さえて、次に託す。決して、ボールを投げたり、けったりしてはいけない。ラグビーボールは楕円球で転がりは確実でないからだ。アンストラクチュアの状態をなくすことだ。
③最後はタックルに尽きる。
体の小さい早稲田が勝つには非常に重要だ。一人でダメなら二人、三人とタックルし、すぐに起き上がって守備体制につくことを心掛けてほしい。

今年の帝京に勝つことができれば、絶対の自信になる。これからの人生に大きくかかわること必至なので、何としても勝利の雄たけびを上げてほしい。

常に応援してます。