マネージャー2016年01月04日 15時48分43秒

新春のスポーツに想う。
元旦のサッカー、2日の大学ラグビー、箱根駅伝などスポーツ花盛り。
全部は見てないが、ラグビーを見て思ったことを少し、書いてみる。
大学のスポーツは4年を最大在位期間として毎年学生が入れ替わる。その中で帝京大学ラグビー部の6連覇は目を見張るものがある。その前は、同志社大学の3連覇が最高で、これを持ってもなかなか追いつき追い越せなかった。その理由は、学生が毎年変わるから、その年年に変化が生じるためだといわれてきた。
それが帝京大学でいっぺんにかつ大幅に記録を塗り替えてしまった。記録はさらに10連覇まで行きそうな予感すら感じる。
何が違うのか?
当然強い大学には高校から優秀な高校生が集まる傾向はある。したがって人材は豊富。その中で揉まれて勝ち上がったものがレギュラーになるのだから、これはもう盤石といわざるを得ない。他チームのレギュラーは、帝京大学のBチーム、Cチームであったりするからだ。
さらに、帝京大学としての取り組みがすごいと聞く。学生は特待生扱いで、学費無料らしい。もちろん全員ではないかもしれないが、この待遇はすごい。さらに全寮制で、皆規律正しい生活を送るが、4年生は1年生と同じように清掃もする。4年天皇、1年奴隷、といわれた過去の寮生活とは打って変わって平和的な光景が目に浮かぶ。
これも大学の方針だからすごい。

監督は大学の教員で、他大学のようなラグビーのみ教えるといった人ではない。教員ならば当然授業を受け持ち、講義もするし、時間の合間にラグビーも教えるといった感じだ。
つまり全人教育という感じかもしれない。学生のすべての時間を看てあげるという感じかな。
これは親にとっても安心でき、喜んでご子息を大学に預けることができる。
このようなことが重なって、学生たちはラグビーに専念でき、競争の中で自分が勝つために更なる努力をして、強いラグビー部ができたのだと思う。
おそらく帝京大学の競争部?などの他の部活動も似たり寄ったりだろう。競争部は今回箱根駅伝でシード権を獲得したが、これから常勝軍団となっていくかもしれない。
帝京大学としての方針が一貫していて子供の教育に良いとなれば、世の学生を持つ子供たちを帝京大学に預けるようになるのは当然だろう。

これからの少子高齢化、大学は全入時代といわれる中、各大学の方針、実施、結果を確実にすることは重要だと思う。他大学との違いを、明確に表すこと、さらに、それを成果として打ち出すこと、これ以上の宣伝効果はない。
そういう意味での帝京大学の取り組みはすごい、と思う。


コメント

_ manicure ― 2017年05月04日 01時11分16秒

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