12月1日2024年12月03日 11時32分38秒

今年は12月の最初になった、早明戦。
大学卒業してから50年近くなるが、入社後の寮生活時代と海外勤務時代の10数年を除き、テレビで観戦してきたか、現地に行って見たか、どちらかの方法で必ず見てきた、私にとっては命の次に大事な番組というか、イベントである。大げさに言えばだが。

さて今年の百回目の早明戦はどうだったか?
私の予想は、2-30点の差をつけて早稲田の勝利と予想した。
結果は3点差の早稲田の勝利。
予想と違ったのは、早稲田のSOのキックの処理の不出来であったことと、ボールを如何に運ぶかの戦術の違いではなかったかと思う。
今回はハイパント処理を使って前に進める方法をとったのだが、SOのキックの当たりがいつもより悪く、結果ボールを相手方に手放してしまったことと、前半どちらかというと早稲田のボール処理のミスもあってか、反則が多すぎた。そのため自陣にくぎ付けになって反則⇒失点を繰り返したのだろう。
そんな中でもスコア的に前半は12-10と早稲田優位に進めた点は良かった。
後半開始からも明治に責められて点数も逆転されたりしたが、時間をかけずに追いつき再逆転できたのは良かったと思う。
早稲田の機動力(攻撃力)の優位性が発揮された瞬間だ思う。
最後の最後は何とか明治のウイングを外に押し出してタイムオーバーとしたが、僅差のゲームが最後まで続けば、見ているほうはたまらない。ドキドキ、ハラハラの4分間であった。

久しぶりに、早明戦の醍醐味を味わさせてもらった。素晴らしい戦いであった。もう一度、大学選手権での再選を望みたいところだが、帝京も虎視眈々と狙っているし、関西勢も侮れぬ力を有している。ますます楽しみな来年の準決勝、決勝である。
イケイケ、早稲田。荒ぶるをつかみ取れ、早稲田。