高蔵寺ニュータウン2012年11月17日 10時53分43秒

昨日NHK番組で、わが町ニュータウンが放映されていた。
昨夜は、会社の関係で会議、懇親会があり、帰宅は遅くなってテレビ番組は見逃してしまった。
意識もしないまま、朝遅く起きて何気なくテレビを見ていたら、再放送がやっているではないか?
おお、そうだった、昨夜の番組だと思い、見てみた。
内容的には、かつての名古屋のベッドタウンとして栄えた45年前との比較で、人口減少が続き、高齢化、一人暮らし、空き家の増大と、すっかり面影が薄れたニュータウンの現状をリポートしていた。

まさに、隣近所を見てもそのとおりで。空き家、ひとり暮らし、高齢者の町となってしまった。人口減少が続いている日本は、子供たちが家を出て職場の近くに家庭を築いていく限り、この減少はさらに拍車をかけていく。
新たな産業を創造でもしない限り、ストップをかけることは難しい。

その中でも、高齢者が集って畑作業をし、畑を通じて知り合いが増え、人生に新たな楽しみが増えていった人も紹介されていた。
人口は減っても、近所付き合いは今までと違った形で増やしながら友人を増やすことは出来る。我々高齢者予備軍の新たな生き方かもしれない。
いずれにせよ、共通の趣味や作業が必要となってくる。

この減少を続ける高蔵寺ニュータウンで、私は過ごしていく。
趣味の魚釣りも、今後は遠出は難しくなってくることだろう。
だけど、近くに魚がいなければ魚釣りは出来ない。近くの海まで2時間はかかる。川は、近くに有るけど、目的の魚はいない。
どうするか、だんだん魚釣りは出来にくい環境で、このまま気が付いてみたら10年竿を握っていなかったことになり兼ねない。

でも、それはそれ、なるようにしかならない。チャンスがあれば楽しいし、無ければ無いで済んでいく、この日常の中で楽しみを見つけよう。

そんなことを思った30分の番組だった。