早明戦その後2011年12月05日 19時37分46秒

ラグビー早明戦から一夜明けて、反応をネットで見た。
明治側は、非常に悔しかったのか、レフリーの判定に不満を漏らすもの、反則を犯した選手を非難するもの、相手学校に対する嫌悪感をあらわにするもの、などなど、たくさん投稿があった。
一方の早稲田は、レフリーに関する話題はあまりなく、選手の判断に対するものがあったり、意外と投稿が少なかった。

そんな中、朝日新聞のスポーツ欄が興味あった記事を載せていた。
タイトルをつけるなら、日本ラグビーの集客力No.1を誇る早明戦も、今年は様相が違った。
あくまで大学選手権に的を絞る明治は、勝ち負けにこだわるより、手の内を隠した結果の、一通過点というような明治HCのコメントがあった。

これは、HCのコメントかと、目を疑った。単なる負け惜しみ。悔しさあまってのコメントととりたい。それほどまでに勝ちにこだわってきたが、結果は実現できなかったので、あのように言うしかなかった。

そうでなければ、相手に失礼だろう。それが貴方の早明戦か?

私は、両校の選手は良くやったと思った。今出来るすべてとは行かなかったが、全力を出そうとする気持ちは見えた。
完璧なゲームは、なかなか出来ない。
それは指導者が分かっているはずだ。だから、マスコミを通じてのコメントは、気を使ってほしいと思った。
学生、OB、関係者が全力で立ち向かう早明戦を、価値を高めるようなスポーツイベントにしてくれ。そんな気持ちで指導しなけりゃ、明治は勝てないぜ。