2008年03月18日 22時52分00秒

皆さんは、信じられるだろうか?
私の住む高蔵寺は、人口5万人、名古屋から電車で30分の距離にある愛知県の有名なベッドタウンである。
昔では、ベッドタウンとして売り出していたようだが、少子高齢化の今では人口減少も著しく、活気のないこと。言うなればゴーストタウンのような感じである。
そんな街なので、というわけでもないだろうが、鶯の鳴き声が聞こえる。昨日から、あまり泣き方の美味くない鶯で、ケッコ、ケッコてな感じである。もう少し立てば、ホーーコケキョ、とあの泣き方が聞こえるかもしれない。

10年前にも、この近所に住んでいた。4件くらい下の一軒家である。そこでは、春になると、必ず鶯の鳴き声が聞こえてた。
年月は立っても、場所はそんなに変わらないので、今年、うぐいすの鳴き声が聞こえるかどうか、私の関心事であった。

先日行きつけの床屋へ行った。そこのお母さんが、まるで庭で飼っているかのように、メジロ用のえさを草木に備えていて、そこに見事にメジロがえさ(りんご)を食べに飛んでくるのである。それが、頭を刈っているところからよく見えて、素晴らしい眺めであった。そのときうぐいすは、近所にはもうきませんか?という話をした。
お母さんの話では、数年前からうぐいすはもう聞かれないと、寂しげに話していた。

そんなわけで、実は期待はしていなかった。でも昨日の夕方、朝ではない、に
現れた。姿は見えない。けどうぐいすである。いつの日か、カメラに収めたいと思っている。そのときは、皆さんにご披露するつもりである。
どうぞ、ご期待あれ。