日本選手権2回戦2008年03月01日 16時07分17秒

たった今、ワセダ対東芝のゲームが終わった。

結果は47対22で東芝。前半ワセダが先制するも、自力に勝る東芝が徐々にゲームを支配。後半途中で、40対10と圧倒的に東芝が勝っていた。
そこで、ワセダの選手が、交代し始め、1年生が多く投入された。すると
まるで、息を吹き返したかのように、残り10分は怒涛の攻め。
勝負は見えていたものの、この10分は見ごたえがあった。

私は、今年のワセダは学生相手では負けなしだが、さすがに東芝には、赤子を捻られるように大敗するのではないかと、心配していた。後半半ばまでは、その気配があったが、最後は意地を見せてくれた。
久しぶりに、感動した。ワセダのゲームは、これでなければいけない。
勝っても、負けても、観客を引き込ませる魅力を持っていなければならないと、常々思っていた。今日は、その一つであった。
強い相手に、ひたむきに、タックル(刺さっていなかったけれど)し、ひとりで駄目なら、二人で倒す。そして、力でなく、頭で、相手の弱点を攻めるラグビー。それが出来るのは、ワセダしかないと思っている。
権丈キャプテンは、感極まって泣いていたが、その気持ちを後輩に託せたのではないだろうか。勝負事は、結果がすべて、まけたらおしまい。
どんなに頑張って練習しても、負けたらおしまい。円陣組んだ中で、そんなことを話していたようだ。
権丈キャップ。あなたはよくリーダーシップを発揮して今年のワセダをひっぱてきてくれた。ありがとう。

今日も、力を、メッセージを授けてくれた選手諸君、本当にありがとう。
この1年も、今まで以上に、ワセダラグビーを楽しめた。
そして、また、1年が始まるが、
俺も頑張るぞ。見える結果を求めて。