6月7日2021年06月07日 10時21分30秒

先週5月31日は、血液検査結果の聞き取りで主治医と会った。

結果は、血液的レベルでは寛解と告げられた。つまり、顕微鏡的検査ではがん細胞が見当たらないということだ。

昨年12月3日に急性白血病と診断されて以来半年。
その間いろいろなことが発生した。
もちろん病気に関することだが、私自身本当に参った。
もちろん女房はそれ以上だったと思う。

まずは死を身近に感じたことだ。
女房のいないこの世界を、どうするのか真剣に悩み苦しんだ。
本来なら私が先で、女房がそのあとを過ごすというのが世の常と思っていたが、順番が逆になるともう頭の中は「しっちゃかめっちゃか」である。

あれから半年の間、女房の抗がん剤の治療で長期の入院が3度あった。本当に長い期間だ。今までの人生では考えられない最後の、本当に最後のシーンが目に浮かんだ。

今こうしてこの日記をかけるのも、少なくとも心の安寧があるからで、最悪の事態が現実となってしまったら、おそらくはブログ閉鎖であろう。自然消滅だ。
でも、それを覆したこととして、今日結果を報告できていることはなんと素晴らしいことか。本当に感謝をしたい。
女房のその強さに。医学的に尽力してくれた先生方。それを見守ってくれた親族、友人、すべての方々に。

生きていることって素晴らしい。いつかは死を迎えるに 残りの人生を楽しく過ごしたいと思う。

本当にありがとう。 もし可能なら、皆様にお会いしてお礼を言いたい。感謝のお礼を。いつか、きっと。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kenny.asablo.jp/blog/2021/06/07/9385484/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。