柿: つれづれなる日誌と税務～安井享二税理士事務所～

今年も10月になった。

今年の夏は、台風などの影響で各地で大雨、土砂崩れなど甚大な被害をもたらした。9月の最後の週末には、御嶽山の予期せぬ噴火で、多くの尊い命が突然奪われた。

その日は、まさに秋の日和に恵まれ、ここで上らなければアルピニストとはいえないほどの好天気であったと記憶している。そんな日に突然噴火するとは、しかもあの御嶽山が、誰が予想しえたであろうか。気象庁では、地震の多さに気づいていたとは言うが．

それにしても、自然の強さに年々驚かされることが多くなったように感じる。やはり背後には地球温暖化の影響があるのだろう。すべては自然のなせる業ではなくて、人間が仕組んだ結果なのだと。きっといつか、地球は滅びるだろう。このままで行けばきっと滅びる。

地球のために、地球人がひとつになって行動しなければならない時期に来ていると思うが、まだまだ自分たちのことで精一杯で、国という、あるいは民族という垣根を越えられないでいる。おそらく最後までそうだろう。

暗い話になってしまったが、今日は自然の恵みの柿の実の紹介だ。

我が家にある柿の木。毎年、たくさんの実をつけるが、今年は女房がネットをかぶせた。いつもは鳥たち、自然落下により、その恩恵に浴していなかったから。

こうしてみると自然とはありがたいものだ。毎年ほぼ決まったころに柿の実がなり、それを何十年と繰り返していく。本当に、四季折々、いろいろなことに気づかせてくれる自然は有難い。

もっと大事にしていきたいという気持ちはある。