フィリピン家族問題-22009年03月13日 22時02分53秒

本日当事者であるカルデロンのりこさんが日本に一人で残る苦渋の決断をした。両親はフィリピンへ帰るという。当局の判断どおりとなった。
これに対してNHKニュースは、過去に同様な問題で在留特別許可を与えたケースがあることを伝えていた。先例があったわけで、今回のケースとどこがどのように違うのか、理由がはっきりしないので、何か釈然としない。

日本に残ることにしたのりこさんは、さぞ気落ちしていることだろう。
今後はどうしたら彼らは一緒になれるのだろうか?日本で一緒に暮らせる可能性はあるのだろうか?両親は日本に来ることが出来るのか?
このあたりでやはり特例が出されることを期待したい。
そして、彼らが日本は、日本人は、大嫌いだと思わないでいてくれたらと願わざるを得ない。
私個人は、フィリピンに赴いた時、最初は嫌でいやで仕様が無かったが、3年のうちに片言のタガログ語を使い出すことが出来、こちらから相手の懐に入っていくと、非常に気のいい連中が多くいて、最後の頃はフィリピンから去るのが辛くなったことを覚えている。
その国を好きになるか嫌いになるかは、ちょっとしたことなのだ。別に嫌われてもいいけど、好きか嫌いか、と問われた時に、好きといってくれたほうが気分が良い。

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