ハワイその22008年06月18日 11時42分09秒

今日は帰りのフライトの中をご紹介しよう。
帰りは15日の日曜日の午後0時発である。
ハワイの思い出を胸に、機内へ乗り込んだが、行きと同じ2階席であった。また、嫌な思いが頭をよぎったが、今回は、昼の便であるので、夜の暗闇の中での妄想はおきないであろうと思った。その点では、全く正解で、快適であった。ただ一つ、非常に不愉快な出来事が、フライト中起きた。それは、自身の問題ではなく、周りの客のひとりからであった。
我々の席の前には、家族連れが4人(前3席に母、娘、息子、通路をはさんで父)が座った。問題は彼らの子供であった。娘は小学校の5年か6年くらいで、やたら頻繁にボタンを押して、フライトアテンダントを呼びつける。息子は小学校の2年か3年くらい。離陸して、平和に過ごしていると暫くたってなにやら強烈なにおいがあたりを襲った。一瞬何が起こったか周りを見回したが、平然とした状態で、私と女房と、息子が、犯人は誰だ?というような顔をしていたのを思い出す。私は、誰かが、我慢できずに、漏らしたと思った。でもそうではないようで、それから、暫くしてから二発めが、漂った。またしても強烈なやつである。誰がこんなことをするのだ?、と思い女房に聴いてみたら、多分前の子だ、と下のほうで指を刺した。私は、その時点でも確信がもてなかった。後ろもありうるし。。。
それから地獄が始まった。3-40分おきにスーとすかしっ屁が続くのである。そのたびに我々は、機内にある、安全のしおりを団扇代わりに扇いで、その空気を吹き飛ばすのであるが、効果は少ない。何せ、機内である。空気の還流は極めて少なく、そのにおいがあたりを暫く漂うのである。もはや、これは犯罪に等しい。もう頼むから自首して欲しい。そして、速やかにトイレに行って思い切り出して欲しい。そう思わずにいられない苦痛の連続であった。
そうこうして、我々の団扇が家族の父親の目にとまったのか、あるいは臭いが、届いたのか、母親に注意を促した。この時点で犯人が確定したのであった。予想どおり、男の子供であった。
しかし、それからも、止まらない。実に合計10発近い、黄色い空砲を流し続けたのであった。非常に不愉快なフライトであった。不愉快なのは、子供本人ではあるが、それを注意しない親どもにもである。子供は、出物腫れ物、ところかまわずで、気にかけないが、少なくとも、親はそれを注意しないと。家にいるのではなく、公共の部屋の中にいるのと同じである。匂いはあたりを漂い、不快にさせるものであるので、何故それが出来ないのか、本当にわからない。不愉快、不愉快。