2007夏、北海道~4~2007年09月18日 12時20分24秒

2007夏、北海道も今回で最終号。
小樽、余市をすこし。
小樽は、今回で2回目。最初は十二、三年前か?
小樽=港町、石原裕次郎、小林多喜二、小樽商科大学というイメージであった。昔の繁栄(ニシン漁景気)後、街は寂れていったが、このところのレトロ感覚で、再度活気が戻った。先回はそんなときに行ったので、観光客がすごかった。
今回も、行って驚いたが、完全に観光客を意識した街づくりとなっている。人力車も在るし、ホテル、お土産やなどは、観光客にアピールすべく、店つくりに力が入っている。年間といっても夏場が中心であろうから、どのくらいの観光客が訪れるのであろうか?
そんな喧騒の中、街をぶらリ。やや暑かったが、気持ちよかった。ひざし、風、雰囲気が。好きだな、この街は。
ちょっと運河沿いを歩いた後、昼食まで時間があったので、岬のほうへ行こうと車を走らせること15分くらいか、瀟洒な建物、ニシン御殿である、へ行きついた。
迷わず中へ。昔を思わせる、立派な建物。ニシンで如何に稼いだか、すごーいの一言。今風にいえば、さぞかしホリエモンか。ただ残念なことに建築のほとんどは立て替えられた由。中には、観光客用の食堂、みやげ物や、があり、食堂はほとんど観光バスで予約いっぱいらしい。

ニシン御殿をあとに市内へ戻り、昼食を。もちろん寿司でしょう。高いところでなく、漁船直送とうたい文句のすしやへ。結構値段も手ごろで安く、それなりに堪能したよ。

次に行ったところは、ニッカウヰスキーの余市。小樽から車で30分くらいか。割と近い。早速余市ニッカ工場へ。
玄関で登録を済ませ、中に入ると、立派に整備されており、とてもきれい。ごみ一つ落ちていない。力の入れ具合がわかる。観光客はひっきりなしに、小グループで訪れてくるし、ガイド希望の場合は、定期的に対応しているらしい。私のかつて勤めていた会社も、結構工場参観に力を入れているが、ニッカに軍配。これは、環境にも拠るのだろうけど。全体の工場の雰囲気はいい。ウイスキーを造っているような、水の清らかさ、空気のおいしさを感じさせる、実に落ち着いた感じの工場である。
そして、ウイスキーの歴史を展示物で見ながら試飲をさせてもらった。原酒を、2杯。国産ウイスキーはサントリーが強いが、歴史的にはニッカが先に技術を身につけ、それをサントリーへ教授したらしい。その当時の人間の大きさを感じる。会社単位でなく、国家単位で物事を考える、その度量の大きさに明治の気骨を見た。ニッカも好きに成ったよ。今後は、竹鶴でも、飲むようにするか。

そんなわけで、北海道はこれにて無事終了といたします。
現地でお世話になりました、アッちゃんありがとおおーーーう。
又行くから、今度は温泉にでもつれてって。

コメント

_ ニコール ― 2007年09月20日 15時55分51秒

楽しいお写真ですね!!
仕事中なのに、ふきだしそうになりました。

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