2007夏、北海道2007年09月03日 12時15分55秒

羊か丘にクラークさんが居ます。
行ってきました。北海道。
息子の住む北海道。
今回は、息子の住まい偵察と、私の退職記念旅行と、忘れてはいけないおかあちゃん(女房とも言います)孝行であります。日本語の使い方が世間一般と違うことは、予め御了承願います。

そんなわけで8月24日(金)夜中部空港発、札幌夜遅く着の格安便で行きました。8月30日(木)帰着までの6泊7日の旅であります。
札幌、いい響きですね。北の代表都市としての風格があります。
気温は23度との機内アナウンス。コレは上着が必要か(なにせ、悪名高き名古屋の夏からの脱出のため、手持ちせず)とあわてるも、母ちゃんケセラセラ。
そのままトラブルも無く、一路JRで札駅へ。(地元でこのように呼ぶのかしらねど、息子がそう呼んでたので)
息子の仕事の関係で、夜中近くになったが、無事ご対面。
息子の一人暮らし。マンション。想像していたよりは、ましかな。綺麗に整頓されているわ。誰かさんと違って。さすがに誰かさんの息子のことはある。(言っていること矛盾してますが、実は矛盾はしてないことを読んで欲しい)

翌日、札幌市内観光。息子の新車に乗って、羊が丘へ、クラークさんとご対面。そして、昼は、有名ラーメン店へ。な、なんと行列を作って待って居るではないか。10名程度。ところが待っているのは一部の人で、実際はもっと多い。待つこと小1時間。やっとラーメンにありつけると思ったら、店内は暑い。ちなみに下界は、気温は30度近く。さらに熱いラーメンがきて、なにやらわけの分からぬうちに、その場を離れた。ラーメンは食しましたが、老夫婦(この使い分けに注意)向きではないかな、お味は。また、夏向きでは無いかな、店内、ラーメンとも。
そんなわけで急にバテてしまいました。ラーメン店を後にし、ひとまずマンションにもどり休息に。そして、夕方のディナーのために近くのスーパーへ買出しに。食材の多いこと。野菜、魚、どれもがフレッシュに見える。
魚は、ローカルの名前があるため興味津々。いやあ面白い。
そんなわけで、第1日目は、すき焼きパーティで幕を閉じるのでした。
本日は、ここまでです。写真も見てね。

2007夏、北海道~2~2007年09月06日 21時43分52秒

札幌JR駅ビル内中華料理屋
北海道の夏、生まれて2度目の経験です。
日中は、さすがに暑い。今日は息子は、会社へ。
われわれ夫婦は、二条市場へ。
知り合いの息子さんの結婚祝といつもお世話になっているお隣さんへの御礼の蟹選び、そして、お昼は、市場の中で寿司でも食べるかと意気込んで出かけました。地下鉄の、ドニチカというカード(のり放題で500円と安い)を購入して、いざ二条市場へ。

地下鉄は、すいてて快適、しかし札幌の町は、わかりやすいなあ。碁盤の目のようにきちっとしている。
地下鉄を降りて、目的地方向へ歩いていくと、なにやら看板が目に入る。独特の雰囲気のある市場へ、信号渡ってすぐに入ると、客引きが始まる。
二件目でつかまって、タラバガニ、毛がに、ジャガイモ、とうもろこしなど詰め合わせて発送手続完了。次は昼飯だ。

市場内のレストランへ。高い、二色ドン、うに丼が3000円台。貧乏人にはこたえる値段だ。しかしこの機会を逃すと、二度と食べれないかもしれないと思い、意を決して中へ。おかあちゃんは、二色ドン(ウニといくら)、おいらはチラシずしと日本酒1合。肴はおいしかったぞ。もちろん昼間のお酒も最高であった。ところが、おかあちゃんは、あまり良い顔しているとは言えず、なにやら不満げ。新鮮でなかった為、おいしくなかったと。んー、残念。
昼食後、市場内を見て回ると、他にも食堂があるではないか!。個々にすればよかった、と後の祭り。どうも、先ほどのレストランは、観光客用らしい。
ま、われわれも観光客だから仕方がないか、と納得。

昼の酒でほろ酔い気分で、更に30度を越える暑さのため、だんだん疲れが出てきて、札幌大通り公園をちょっと散策して、帰途へ。
体力が無いなあ。結局その日は、そのままマンションで休息となり、ドニチカももとがとれずに赤字の三日目でした。

写真は、初日に食べた中華料理。おいしかったなあ。もう一度行きたい。
さすが、札幌。値段、味、雰囲気といい、3つ星。

2007夏、北海道~3~2007年09月11日 21時32分15秒

さて、先回はどこまでUPしたでしょうか。

今日は旭川の旭山動物園に行った感想を少し。
札幌を、遅めに出発して道中、下の道を走った。といっても運転は今道産子になった息子であることは言うまでもない。
北海道の町並みを見る、感じるという配慮からであった。

でも、暑い、いくら北海道だからといっても日中は暑い。車の天窓もオープンにしてあるが、走行中は風は入らない。天窓を開けて走れば、涼しいイメージがわくけれど、何のなんの。風は入らず、日差しが強いため、本当に暑い。天窓もいいけど、日差しが入って、逆効果ではないのかなあ。ガラスはスモークになっていたか忘れたが、夏は暑いぞ。クーラーかけても効き目が薄れるのでは、と心配する。

本題に戻ろう。旭山動物園。今、超人気の動物園。リピーターが多く、上野動物園を抜く日本一の動物園だ楽しみだ。入り口に入ると、なんとなく小さい感じ。奥が高くなっている。スロープをあがっていくようで、両側に動物たちが配置されている。
トラ、を見た。迫力はすごい。わざわざ、トラが観客に近いところを通らせるように考えて作られている。あんなに近く(ガラス1枚)で、観れたらそりゃあ、すごいよ。
次に、お目当ての白熊君。どうやら夏ばてのご様子で、動かない。中央部分に出っ張りがあって、人間がそこに入ってのぞけるところのようだ。面白い仕掛け。アザラシは、水中から、下へのびたトンネルをくぐって下の階でも見れるという仕掛けを作ってある。うーん、確かにあちこちに動物の見方を教えてくれるような工夫がしてあって、確かにすごい。
女房殿いわく、園内では動物のにおいがぜんぜんしない。清掃がしっかりしてあるのだろうか?
動物数から言っても、決して多くはない、が、訪れる人は日本一。小さくても日本一になれる。いいねー。どうすればよいのか、考えさせられる。大人でも楽しめる、動物園というところ。
また、いきたい。
動物園の前に、有名ラーメン店へ。本日の昼食。おおー、なんと行列ができているではないか。まつこと、30分くらい、ありつけたしょうゆラーメン。うーん、うまい。量も多い、価格も、その割にはやすい。気に入ったぞ、旭川。典型的なローカルタウンだけど、なんとなく好きになりそう。でも、冬は、厳しいだろうな。

2007夏、北海道~4~2007年09月18日 12時20分24秒

2007夏、北海道も今回で最終号。
小樽、余市をすこし。
小樽は、今回で2回目。最初は十二、三年前か?
小樽=港町、石原裕次郎、小林多喜二、小樽商科大学というイメージであった。昔の繁栄(ニシン漁景気)後、街は寂れていったが、このところのレトロ感覚で、再度活気が戻った。先回はそんなときに行ったので、観光客がすごかった。
今回も、行って驚いたが、完全に観光客を意識した街づくりとなっている。人力車も在るし、ホテル、お土産やなどは、観光客にアピールすべく、店つくりに力が入っている。年間といっても夏場が中心であろうから、どのくらいの観光客が訪れるのであろうか?
そんな喧騒の中、街をぶらリ。やや暑かったが、気持ちよかった。ひざし、風、雰囲気が。好きだな、この街は。
ちょっと運河沿いを歩いた後、昼食まで時間があったので、岬のほうへ行こうと車を走らせること15分くらいか、瀟洒な建物、ニシン御殿である、へ行きついた。
迷わず中へ。昔を思わせる、立派な建物。ニシンで如何に稼いだか、すごーいの一言。今風にいえば、さぞかしホリエモンか。ただ残念なことに建築のほとんどは立て替えられた由。中には、観光客用の食堂、みやげ物や、があり、食堂はほとんど観光バスで予約いっぱいらしい。

ニシン御殿をあとに市内へ戻り、昼食を。もちろん寿司でしょう。高いところでなく、漁船直送とうたい文句のすしやへ。結構値段も手ごろで安く、それなりに堪能したよ。

次に行ったところは、ニッカウヰスキーの余市。小樽から車で30分くらいか。割と近い。早速余市ニッカ工場へ。
玄関で登録を済ませ、中に入ると、立派に整備されており、とてもきれい。ごみ一つ落ちていない。力の入れ具合がわかる。観光客はひっきりなしに、小グループで訪れてくるし、ガイド希望の場合は、定期的に対応しているらしい。私のかつて勤めていた会社も、結構工場参観に力を入れているが、ニッカに軍配。これは、環境にも拠るのだろうけど。全体の工場の雰囲気はいい。ウイスキーを造っているような、水の清らかさ、空気のおいしさを感じさせる、実に落ち着いた感じの工場である。
そして、ウイスキーの歴史を展示物で見ながら試飲をさせてもらった。原酒を、2杯。国産ウイスキーはサントリーが強いが、歴史的にはニッカが先に技術を身につけ、それをサントリーへ教授したらしい。その当時の人間の大きさを感じる。会社単位でなく、国家単位で物事を考える、その度量の大きさに明治の気骨を見た。ニッカも好きに成ったよ。今後は、竹鶴でも、飲むようにするか。

そんなわけで、北海道はこれにて無事終了といたします。
現地でお世話になりました、アッちゃんありがとおおーーーう。
又行くから、今度は温泉にでもつれてって。

2007夏、北海道~4~写真追加2007年09月18日 13時01分12秒

にしん御殿