早慶戦勝利2018年11月24日 11時51分57秒

昨日は95回目のラグビー早慶戦があった。
例年11月23日は好天に恵まれ、昨日も銀杏が良く秋空に生えた中での試合だった。(私はテレビ観戦なので頭の中では)

結果は早稲田の勝利。
試合も素晴らしかった。最後の最後まで手に汗握る展開で、本当にどちらが勝っても不思議ではなかった。

中継していた、NHKとJsportsでは解説者に幾分見解の相違がみられた。(NHKでは早稲田のディフェンスは素晴らしく機能していた、とコメントしていたが、Jsportsの慶応OBの野沢氏は、早稲田のディフェンスはインパクトが弱い、ことを言っていた。)私は素人なので、この点の違いは判らないが、確かに一人一人のディフェンスはあまり決まった、という場面は少なかったかなと思った。でも、最後まで穴もなかったので、結果的には機能していたと思う。

この結果を踏まえて、次は早明戦だ。
今年の明治は強い。おそらく四分六分で早稲田は不利だろう。
そこで戦略を考える必要がある。早稲田の強みはディフェンスからの逆襲だ。カウンターアタックが機能すれば勝ち目もあるとみた。

まずはディフェンスをしっかりとする。ぺナルティなしできっちりと仕留める。これができていれば勝利の女神は微笑むと踏んだ。

さあ楽しくなってきた今年の大学ラグビー。
この結果次第では、観戦に行こうかな。


期待していたラグビーウイーク2018年11月04日 16時01分43秒

11月3日日本代表対オールブラックス。
同月4日早稲田対帝京。

いずれも弱者が勝てる、という期待の下繰り広げられたゲームが、ふたを開けてみればいずれも惨敗だった。

2つのゲームとも、相手が1枚も2枚も上で、まだまだ勝利の女神は微笑んではくれないだろう。

前者はともかく、後者の大学ラグビーは、例え力の差があったとして、ゲームの流れの中で主導権を握れれば勝利も決して夢ではないと思えるレベル(10回に1回程度は)なので期待したが残念だった。

ラグビー経験のない私の見方は、ディフェンスに負けた、の一言だ。ディフェンスの質が帝京の方が高く、その結果ミスを早稲田が誘発した。それに尽きると思う。ラグビーの試合では、45点も取られたら勝てない。したがって、今後の課題は、如何にディフェンスの質を高め、ローゲームに持ち込めるかにあるだろう。
残念、今年はもしかして、という期待があっただけに。

そんなわけで期待を裏切ったウイークエンドになってしまった。
でも、まだ学生にとっては試合は続くので、これを起点に這い上がって行ってほしい。そして、大学選手権で再び帝京と相まみえることがあるならば、今度こそ早稲田のゲームをして雪辱してほしい。今年の頑張りが、来年に必ずつながることを期待して、負けは負けと認め、再度戦略を練って行ってほしい。

勝利の美酒を、いつ飲めるか。


正月の楽しみも奪われた。2016年12月18日 00時04分39秒

今日は大学ラグビートーナメント準々決勝戦があった。
J Sportsの観戦であったが、相手は同志社。
当然のごとく勝って、来年2日の準決勝にコマを進めてくれるだろう、との期待もむなしく、前半から33対0の大差で負けている。

後半有るとはいえ、勝負ありだ。

振り返って今年の早稲田ラグビーは、1年生を5-6人投入して昨年までの劣勢を挽回しようと、新監督、スタッフを一新した体制で臨んだ。

その期待は非常に大きかった。
しかし、11月の大学王者との対戦で3対75の大差負けを喫し、期待はしぼんでしまった。
そして今回の正月前の負けで、将来に対する期待もしぼみ始めている。

私は大学ラグビーの出来不出来は監督次第だと思っている。
監督次第で、上にも行けるし、いつまでやってもダメなものはダメだと思っている。

これを受けて今年の新監督はどうか?
正直解らなくなってきた。昨年の監督よりははるかに良いが、今日のゲームを見る限り、テーマの一つであるディフェンスが全くなっていないし、前半で勝負ありの早稲田を見たこともない。
否、正確には、今年で2回目だ。

スクラム、ブレークダウン、ディフェンスを3つのテーマとしてスタートした今年のチーム。残念だがいずれも消化不良。
完成どころか未熟そのものだ。そしてゲーム中に、そのこだわりすら感じられなかった。非常に残念だし、悔しい。
この責任は監督にある。

とはいっても監督1年目である。今年は大目に見るとしても来年度は結果を残してもらいたいし、そうならなければ、残念な結果になることが予想される。

追い詰められた新監督。背水の陣で、完璧な失点ゼロを目指してほしい。そして、王者帝京を倒してほしい。

ファンであるが故の、厳しい感想だ。

ラグビー早慶戦2016年11月23日 10時00分57秒

今日は対抗戦グループのラグビー早慶戦の日だ。
テレビもNHKで放映されるし、例え対抗戦の優勝はなくなったチーム同士の戦いとはいえ、今後の大学選手権をとらえたうえでも、良い戦いを見せてくれることを期待する。

さてさて、今年の早稲田、筑波戦のときは良かったがその後の日体戦、さらには王者帝京との試合は、つらくて、悲しくて見てられなかった。
ラグビーに関して、経験もなく素人なのでどのポイントを見てよいかわからないが、ボールゲームの良いところは点数で決着がつくところである。
何やら判定とか、審判員が判定をつけるとか、そういうわかりにくい部分がないのでその点は明確だ。

ネットを見ていると、強くなるチームはこだわりをもっているチームだとのこと。つまり今年の早稲田はそのこだわり、何をなすべきかが明確であるという意味では強くなる要素があると、ワセダOBがコメントしてあった。
昨年までと違うことは、私も感じてはいるが、それが勝ちにつながる部分なのかは解らない。
王者帝京に対して、ノートライでPGのみの3点しか奪えず、相手は70点も、90点(昨年)も取れるその差を埋めれるこだわりなのかはわからないのだ。

ま、負けたことは事実。素直に反省し、それを取り入れて前を向いてほしいと思うのは、OBのみであろう。

大敗を喫した帝京戦の後の試合、それも慶応との大一番。
選手たちの奮起の度合い、前を向いているかの気迫、それらを見せてくれるゲームであってほしい。
本来なら、秩父宮へ駆けつけたいのだが。



平尾誠二逝く2016年10月22日 09時08分06秒

一昨日私の携帯にニュースが飛び込んだ。
それは平尾氏死亡のニュースだった。
一瞬わが目を疑った。
嘘だろう。だって、19年日本開催のワールドカップ誘致の一人として頑張っているじゃない、嘘だ嘘だ、と。
きっとデマに違いない、と思いつつも一方でYahooのニュースで裏のとれないニュースを流すはずがない、と考えほかの情報を探した。

そしてそれはどんどん新しいニュースとなって返ってきた。

あの平尾が死んだ? 一体何があったのだ、と。

平尾といえばラグビー以外の人でも知っているという、アスリート有名人中の有名人といっても過言ではなかろう。現に私の女房ですらメールで知らせてくれたくらいだ。
あの端正なマスク、華麗なステップで相手陣を蹴散らし、優雅にトライを取るスタイルはラグビーの泥臭さ、汗臭さ、いかつい男たち、というイメージを払しょくさせた張本人だ。
クールでスマートで、本当に格好良かった。
世の女性たちの目を一身に受けて活躍していたスーパーヒーローだ。

考えてみれば、ラグビーというスポーツに携わった人たちの中には早世した人が多い。今の時代に53歳という年齢は早すぎる。
私の知る限りでは、早稲田の宿澤氏、石塚氏、慶応の上田氏などいずれも40~50代の若さでの突然死だ。
彼らは日本のラグビー界を、あるいは宿澤氏などは経済界も、引っ張っていくと期待された人達だ。
ラグビーというスポーツの過酷さがそうさせたのかどうかは不明だが、ただただ悔しい、としか言いようがない。

今回残念ながらその仲間入りをしてしまったのが平尾氏だ。
平尾氏の母校だった伏見工の泣き虫先生が、順番が違う、といっていたがまさしくそうだ。世の中には順番があるように、たとえそれがスーパースターであったとしてもその順番を違えるようなことは許されない。

本当に本当に残念だ。
ラグビーを愛する一ファンとしてここに哀悼の意を表したい。

『合掌』