今週のスポーツ2020年11月08日 17時01分49秒

昨日今日とスポーツ観戦だ。
昨日は早稲田対筑波のラグビー。そして、早慶戦2連戦の第1日。
いずれも早稲田の勝利。

そして野球の早慶戦では優勝が懸かった今日、なんと9回表の一打逆転ツーランでのドラマティックな勝利。見事優勝を果たした。

今年はコロナ禍の下、すべての活動が自粛された。
その最たるものは東京オリンピックだろう。
そして日本全土に緊急事態宣言が発せられた4月以降、すべての活動、経済、文化、スポーツ等のほとんどが自粛に追い込まれた。
それほどに、コロナの脅威に立ち向かう術を知らなかったといえる。

あれから約半年今では社会の一部では活動を再開しているところがある。スポーツでいえば、野球であり、ラグビー、相撲である。
完全な形、従来と同じ形というわけにはいかないが、コロナ禍の下での新しい形を模索しての結果なのだろう。

本日の早慶戦も観客を制限しての、応援を外野席に限っての開催であった。ラグビーにおいても然り、観客制限、日程の変更など、すべてコロナを見据えた開催であった。

そのような状況の中での本日の早慶戦。
勝つか引き分けで優勝が決まる六大学野球。
早稲田が第1戦を勝利して迎えた本日第2戦も緊迫した良い試合だった。
結果として、逆転でゲームを制した早稲田が優勝となったが、この感動はどこから来るのだろう。

今日のゲームは早慶の4年生にとっては最後のゲームだ。その最後のゲームに優勝が懸かっているとあっては、下級生にとってもその意味が違ってくる。ましてや今年はコロナ禍の下だ。

結果が出てチームの双方に明暗が出る。
勝った方の涙、負けたほうの涙。
テレビの画面越しに見ているうちに、自然と私も涙ぐんできた。
ここにスポーツの良さがあるのではないlか。

応援するチームが勝ってその涙を見れば、感動をありがとう、これからは俺だって頑張れる、とさえ思ってしまう。
他方、負けたチームの涙を見れば、残念だった、でも一生懸命頑張った姿を見させてくれてありがとう、と。

今日はありがとうと言いたい。感動させてくれて、そして、早稲田の同窓生として優勝を味わうことをできたことにも。