甲子園の夏2018年08月05日 17時00分49秒

今日は甲子園開幕日だ。
最近テレビで100回目とか、レジェンドとか宣伝がうるさいので、朝からテレビの前にいた。
そうは言いつつ、松井の始球式を見たかったからだ。
ジャイアンツは嫌いだが、松井は好きだ。あの高校生の四球攻めにも、何一つ文句を言わなかったからだ。

そんなわけで時間を確かめずに見ていたので結構前から見ていたことになる。つまり各県代表の入場行進からだ。それも途中から。
行進順番は、南から始まるのか?てな感じ。
わがふるさと栃木作新学院の入場行進を見ていて想った、「相変わらず、軍隊式に行進しているな」と。
確か以前のオリンピックの入場行進はこのようだった、と。それがあるとき、何やら軍隊的で、という批判があってか、音楽に合わせずにばらばらと入場するフリースタイル方式に変わったと記憶している。
ばらばらと自由気ままに入場してくるのと、軍隊式に整列して手を振って入場してくるのと、どちらが良いかと問われれば、答えは後者だ。それが、高校生のスポーツとしては合っていると思うからだ。高校生、すがすがしいスポーツ、とのイメージからくるものだ。
ところが、軍隊式の行進は同じでも何かが違うことに気が付いた。
何と選手諸君の手の先、がグーッ、なのだ。昔は手の指を延ばしてパーの状態で指先まできれいにそろえて行進していたように思っていたが。

これも時代なのか、ほとんどがグーッだ。パーはいなかったように思う。この変化?は、理由を知りたいと思った。

選手宣誓。
これも昔の大きな声で右手を挙げて宣誓するスタイルから、静かにゆっくりとだが、主義主張型に変わってきていた。
これは素晴らしい。
選手宣誓を行った高校生は、さぞ緊張しただろうと、思ってみていたが、顔色を見る限りそのようでもなかったようだ。さすがに現代の高校生だ。でも100回くらい練習したようだ。

そして、時間が過ぎて松井の始球式。
受けるは松井の母校の星稜高校の捕手という、何ともドラマチックな演出だ。
言っておくが、これは本当に偶然の賜物なのだ。なにせ、すべてが抽選で決まっていくからだ。人為的なものは一切起きてないと信じている。

松井の始球式は、さすがに元プロ野球選手。球も早く、コースも、まあまあだった。欠点はワンバンドのボール球だったことだ。
でも、素晴らしかった。
これだけでも見ていてよかったと思った。

100回目の甲子園。やはり、歴史がある。そこにはドラマがある。今年も新たなドラマがまたつくられる。この、暑い夏に。
くれぐれも、選手の暑いプレーで、精一杯のプレーで観客を魅了していってほしい。世の中のもやもやを晴らしていってほしい。

そんなことを思いながらじっとテレビに魅入っていた。



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