医療費控除の特例について2017年01月13日 18時24分04秒

最近政治家がやたら英語を使うことが多いと思うのは私だけか?

セルフメディケーション(自主服薬)推進のためのスイッチOTC薬控除(医療費控除の特例)もその例だ。

これだけ見たら、全く何を言っているのかわからない。

英語を使って国民との違いを誇示しているのか、それとも煙に巻いているのか? 本当に不親切だ。

本年から平成33年12月31日までの特例で、1万2000円超、8万8千円までスイッチOTCなるものを買った場合にはその超える部分が其年分の総所得金額等から控除されるというものだ。

要件として
特定健康診査、予防接種、定期健康診断、がん検診などを行っている人。
現行の医療費控除の適用を受けることができない。

スイッチOTCとは、一般用医薬品のうち医療用から転用された医薬品で1400品目もあるそうだ。ロキソニンとか風邪薬、胃腸薬などがその例だ。

税制も毎年毎年新顔が出てきて、複雑になるばかりだ。

ただ税金が控除されるなら、薬を買った際にはレシートを保存しておくようにしよう。給料が上がらない今、経費を削るしか方法がないのだから。
一つでも、二つでも活用できる税制は活用しよう。
振り返ってみると、結構知らない内に払い過ぎていることがあるかもしれない。
そんなことが無いように、毎年の税制変更には注意を払いたいものだ。