9月になりました。2016年09月01日 09時28分16秒

9月1日は特別な日です。
いうまでもなく関東大震災が起きた日であり、防災の日となっています。
そして、私の事務所開業満1年目でもあります。

昨今の地球温暖化の影響か、台風、竜巻、地震などの自然災害が発生するたびに、その災害禍は大きくなっているように感じる。つまり、想定以上の雨が川の氾濫、土砂崩れを引き起こし家、施設などの大規模建築物までも巻き込んで人災に及んでしまう。

我々の暮らしている日本の9割は山といわれている。残り1割に人が住み、町を形成している。したがって、災害とは隣り合わせにいることは自覚しているはずだ。
でも過去の災害から一向に被害が減らない、あるいは減っていないように感じるのはなぜだろう。
やはり1件当たりの被害の大きさからくるものかもしれない。
それと、自然の猛威が人間の力以上に大きく、そのせめぎあいの繰り返しであるのかもしれない。

かつて、川が氾濫すれば川の護岸を固めてきたが、今はそれ以上に水かさが増す。
山に問題があるのかもしれない。山を切り開いて宅地化し、一方で山を守る人の減少で間伐が行われなくなり、山の持つ保水能力が著しく減少してきた。ちょっとの雨でもすぐあふれてしまう。

色々原因は考えられるが、ではどうするのか。
その対策として、一人一人のできることは何かを考え行動する、より方法が無いように思える。
つまり、まずは自分を守る、ということ。
次に家族を、友人を、近所の人を守る。
その一人一人の基本的行動が求められているのかもしれない。