連日の涙2016年08月11日 14時05分01秒

このところ涙を流さない日はない。
オリンピックの日本選手の快挙がそうさせるのだ。

思えばずいぶん年を取ったものだ。
若いころは人前で涙を流すなどというのはもってのほかで、どれだけ痛くても我慢したものだ。

あれからン十年。今では人目もはばからず涙を流している。
決して痛くて泣いているのではない。辛くて、寂しくて泣いているのではない。
感動して涙を流しているのだ。

「よくやった。よく頑張った。すごいぞ」という気持ちの高まりが、涙を流させるのだろう。もう自分ではコントロールが効かなくなっている。
涙腺がゆるんでしまって、抑えがきかないのだ。

痛くて泣いているわけではないので、これも仕方ないか、と思う自分がいる。それにしてもスポーツの力はすごいな、と思う。
こんなにも人を感動させる力がスポーツにあるなんて、本当にすごいな。 
でも、スポーツだけでなく、何かテレビドラマを見ても泣いていた自分がいたことを思い出した。

そうだ、これはまさしく老化現象だ。何にでも感動して泣いてしまう。老化現象に他ならない。
なぜか涙がいつも以上にしょっぱく感じられた。