アイリッシュ&ケルト音楽2014年07月13日 09時21分07秒

昨日12日午後3時から、春日井から約30kmはなれた豊田市のコンサートホールで、アイリッシュ&ケルト音楽コンサートが開かれたので、車で行ってきた。
ここから30Kmなので、約1時間と踏んだが、途中の道路事情、現地での駐車場などで、開幕3時に間に合わず、最初の1曲を聞き逃した。
全15曲、前半8曲、後半7曲の構成であったが、正味80分、途中20分の休憩。

豊田市のコンサートホールはすばらしかった。正面上部にパイプオルガンがあり、さすがトヨタ自動車の城下町を思わせるコンサートホールであった。

観客は7分の入りか? やや少ないように思われた。 アイリッシュ音楽ということもあって、日本ではなじみの少ない音楽なので致し方ないかとも思われるが、寂しさを禁じえない。
前半は、遅れた所為で客席後部の席で聞いたが、あまり臨場感が感じられなく、後半の休憩時に、指定席(前8列目)に移り、舞台が目の前で歌も、容姿も、迫力もまったく違って見えた。
歌う前に若干の説明を英語でするのだが、席を移してからは良く聞き取れた感じがした。
全体的にもっと盛り上げる工夫が必要かなと感じた。曲数も15曲と少なく、日本語による説明もなく、客席との一体感、盛り上がりに欠けたコンサートだったかなという気がした。もっと日本人のスタッフが工夫を凝らしてあげないと、この手のコンサートは、あくまでもマニアだけに終わってしまう感じがした。残念だが。
歌自体は、非常に澄んだ歌声ですばらしいと感じたが、特にDanny Boyなどはよく聞いていた所為かすばらしかった。女房の感想は、Irish 音楽はさびしい音楽なのね、だった。確かに、その歴史が物語っているように悲惨で苦しい生活を虐げられた彼らの胸中が歌となったのかもしれない。Irish Danceもまた然り。下半身だけの動きで踊る、のはやはり歴史なのだと、思わざるを得ない。
しばし40年前に戻った自分がいたことに、時の流れの速さを感じた。



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