大学ラグビー2007年10月15日 10時57分38秒

一昨日の土曜日は、Jスポーツで明治対帝京の中継を見た。
正直のところ、がっかり。帝京である。
春シーズンは、めちゃくちゃ強かった(新聞情報による)帝京が、明治になすすべもなく敗れたからである。
確かに、今年の明治は、やることの意思統一が明確である。プレーに迷いがない。こういうときは強い。

一方帝京は、意思統一が出来ていない。前半の20分は、ゲームメークが出来ていたが、フォワードの劣勢が目立ち始めると、劣勢挽回の手が無いように見受けられた。バックス勝負に早めに切り替えたほうが良かったのではないか。後半、監督の意を受けて、再三バックスにボールを回すも、最後がつながらない。これがつながれば、というシーンがたびたび。これでは残念ながら勝てない。

明治も、フォワードは強く、モールもしっかり組んでいる。このフォワードを止めないと、対抗相手は苦しいかも。
しかし、弱点はある。強力フォワードも、スタミナはどうか。スタミナとの観点から、前、後ろ、左右に動かすことである。前半にこの先方を取れれば、フォワードの弱いチームでも戦えると読んだ。
すべては、戦術である。まず戦略を練って、戦術を立てる。どのチームが、できるか、今後ますます楽しみになってきた。

やはり、明治、慶應が強くないと、関東大学対抗戦は面白くない。
その強豪校を倒してこそ、最終的に栄冠が得られるのである。