簿記論ー上級演習5回目2005年10月07日 10時01分38秒

昨日、簿記の上級演習5回目を受けた。90分で、問題は2問。30分問題と60分の総合問題で、今年一杯は、このスタイルでいくのだろう。目的は、もちろん本試験に向けた、①総合問題の対応の仕方、②個別問題における弱い論点の認識にある。 今まで5回受けたが、問題もだんだん難しくなって平均点は下がる傾向にあるものの、うらやむべく高得点者は必ずいる。どうしたらあんなに高得点が取れるのか不思議に思うほどの受験生がいるもので、なぜ本試験で受からないのか逆に不思議だ。 書いているうちに気がついたが、彼らもやはり弱点があってたぶん本試験では実力を発揮できなかったのではないか?その弱点とは、おそらくメンタル面ではないか?或いは、実力があるあまり、捨てるべき問題に取り組んで、ほかのやさしい問題をミス(時間切れ)してしまったとか?いろいろ考えられる。彼らも所詮同じ受験生、そのように考えるとどうということも無いが。。。 さて、わが身に振り返って反省すると、5回目は、第1問 小口現金の処理で迷った。インプレストシステムで、翌月補充の分は、期中取引とみなすのか?それとも再振り替え処理のように取り扱うのか?迷った。結果的には期中取引と考えないと、誤差が出てこない。このため後TBの小口現金、雑損で落とした。 第2問:総合問題。大きな間違いは、減価償却の直説法から、間接法に変更したと問題にあるのを、意識しつつ回答時に、固定資産記入を間違えてしまった。なぜ間違えたのか、やはり多少あせっていたのだろう。常に意識をすることが、ミスの減少につながる。問題をよく読むことの徹底。 売掛金の破産更生債権の誤り。外貨処理で、予約対象の支払手形、買掛け金、を混同した。これらの誤りで、貸し倒れ引き当ての処理、繰入額など関連項目の減点が確認され、大きく後退。 69点しか確認できなかった。平均点レベルで、もっと正確性を高めないと合格はおぼつかない。つまりミスを減らす。問題は解けているので、それを回答に反映させることを意識する。 破産更生債権、小口現金、為替予約、貸し引き処理、税効果、有価証券など復習。